エッチ美容室 since1932

＜白髪の仕組みの解明＞

東京医科歯科大と金沢大が白髪の原因について、「加齢に伴って、黒髪の元（メラニン）をつくる色素幹細胞の遺伝子に損傷が蓄積するためだ」ということを発表しました。

年をとると、黒髪の元をつくる幹細胞が減って枯渇し白髪になりますが、なぜ枯渇するのかについては、
「老化するから」としか言えませんでした。
それを遺伝子の損傷を起こす放射線を浴びせたマウスの色素幹細胞が分化再生能力を失っていたことから
そう結論付けました。

ですが、これ、（遺伝子の損傷の蓄積）も、、白髪原因の一つである。とは言える。
ということではないでしょうか？

遺伝子損傷の蓄積（ＤＮＡのコピーミス）は蓄積するのみで、偶然そのミスが重なってもとの正常な状態に戻るということは、
確率的にはほとんど無理。　つまり誤りの蓄積は蓄積するだけだけれど、、、

実際には白髪だった部分が何らかの理由によって黒髪にもどる現象は多々あります。
髪の毛を日常的に扱っている人ならそんな白黒ではなく、黒白の
（あるいは１本のけが白、黒、白の）毛髪を見たことは1回や２回ではないはず。

遺伝情報のコピーミスは蓄積するだけ、という不可逆性がある限り、
そのような現象はこの実験結果からでは説明できないのでは？

これも、思うところマスコミが悪いと思います。
情報を正確に伝えてるとはいえないから。