2010年12月22日

人気アニメにみる日本の植民地化

世界中で人気のある日本のアニメの世界でも
かなり世相が反映されています。


サンライズ制作の日本のSFロボットアニメ?
「コードギアス 反逆のルルーシュ」


この中で語られる世界は笑えない現実の反映でもあると思います。



<物語の背景>

アメリカが成立しておらず、イングランド王国が絶対君主制を固持したまま、
世界の3分の1を支配する超大国「神聖ブリタニア帝国」(主にアメリカ大陸、中東)となります。
そしてブリタニア帝国は
不平等においてこそ競争と進化が生まれる」を国是に植民地を拡大していきます。


そして、中立を保とうとした日本(首相を首班とする議院内閣制)も
明確な戦略を持てなかったためにブリタニア帝国の11番目の植民地となり、
国名を取り上げられ、替わりにエリア11と呼ばれ、そこにすむ人々は
イレブンと呼ばれています。



残りの世界は

1、E.U.<Euro Universe>(ヨーロッパ、アフリカ)
「権利を平等にした為に人気取りの衆愚政治に堕している」と批判されている民主主義国家


2、中華連邦(アジアの広範囲、シベリア、朝鮮、インド、インドシナ)
「富を平等にした為に国民が怠け者ばかりとなっている」と批判されている共産主義思想を持つ国家

3、オーストラリア
どんな社会なのかは語られてない。



まあ、icon 自国の伝統文化を尊ぶ国は
滅ぼすのは難しいわけで、この物語の中ではエリア11は日本という国名を取り戻せますが、、


これは世相というか、社会の漠然とした不安を反映してる。


現状(の日本社会)への警告とも捉えれると思う。


  


Posted by H.B.S. at 09:10Comments(0)経済,文化,国際 関係