2010年02月08日

車のための道では人は走りにくい

昨日は第59回別府大分毎日マラソン大会でしたね。

コースが26年ぶりに変わったということですが、
できるだけ美しい海岸線を走らせたいという想いの一方で、
新しい6車線化した海岸線が走りにくいというジレンマがありました。


そう。新しい6車線の国道10号線(別大国道)はカーブにバンク(傾斜)
がついているのです。


別大国道はこのバンクのおかげで車が安定して高速で走れるのですが、、
その分スピード超過する人も多いです。icon


皆、「よし、次のカーブをスピードを落とさずに曲がってやろう。」とか
命がけでコーナーに向かっているわけではなく、、icon

普通に安全だと思うスピードで走っていて、
気がつくと80kmくらいでてるのですね。(多分)
それで、20kmオーバーくらいで捕まる。icon


バンクのついたあんな走りやすい道路は(高速道路でもなかなか無いと思いますが、)
100km以上のスピードでも安定して車を走らす事ができるでしょう。

でも、一般道路の最高速度は60kmicon


本気制限速度守らせるつもりなら、バンクをつける必要はほとんど、
というか、全くないでしょう!icon


60km以下のスピードなら平面で十分なはずです。
(今時の車は十分な安全マージンを持ってると思います。)


一方で必要以上にスピードを出せる道路を作り、

一方でそのスピード違反を取り締まる。



なんだかねぇ。icon


バンクがなければ、気持ちよく、走りやすいマラソンコースという事で、
往復フルに走れるのに。。




いや、別にスピード違反で捕まったから文句を言ってるとか、、
そういうわけではありません。icon  


Posted by H.B.S. at 09:25Comments(0)経済,文化,国際 関係