2010年05月20日

食育の本気度が試される口蹄疫

口蹄疫で牛、豚 殺処分 20万5000頭に。!!


戦慄を覚えます。


「出荷量が減って牛肉が高騰する」とか、
「国際的な評価が下がるとか」
いっさい関係ないです。


まさか一頭一頭、丁寧に屠殺しないでしょう?
一度に薬殺するのですか?
今回は感染拡大させないために仕方ないということ。

ワクチンの存在をしりましたよ。

それがあるなら即、使用すべきでした。
使用していれば、こんな爆発的な感染拡大は無いです。


ワクチンで抑えられるのに使用しない。
抑えたものも、全頭殺す。


それでは、これ虐殺ですよね。


 
肉質が落ちる?  
評価が下がる?

それは、もう良いじゃありませんか?
和牛なんて年に何度も食べてるわけじゃないので
悔し紛れに言ってるわけじゃないですよ、(汗)
和牛も輸入牛も料理の仕方次第でおいしくもなり、
まずくもなります。


<ワクチンを接種する デメリット(とよばれてる事)>
肉質が落ちる。 →でも、食べるのに問題ないでしょう?
評価が落ちる。 →上、中、下しかない国際評価基準を変えるよう努力しては?



食育」を特に教えられている先生方はもっと声を上げて良いですよ。


人間は生存のために良質のタンパク質を必要としますが、
それは、そのために生命を取られている家畜があっての事。

味や経済性のために無為に生命を奪うのは
食育の考え方とぶつかりませんか?

子どもたちは学校で命の大切さを学び、
家に帰ってニュースを見て、
社会が牛の肉がまずくなるからといって、また、
輸出する際の値段が落ちるからといって、
ワクチンによる予防を行わずに
家畜の生命を無為に危険にさらしている事を知る。



あまりそんな事ばかりやってると、
滅びますよ。  人間。  


Posted by H.B.S. at 07:38Comments(6)教育・共育・協育 関係