2011年03月24日

別府では少量なら温度差発電も

一般的に地熱発電は水蒸気や他の気体をつかって、
タービンを回す大がかりな方式だけど、
少量であれば直接電気を得る事もできます。


地熱を使った温度差発電

*ゼーベック素子の両端に温度差を生じさせると、
熱エネルギーが電気に変わる現象(ゼーベック効果)を利用



実証実験として別府姉妹都市である熱海
2009年にTBS「夢の扉」において行っています。


http://sciencepark.co.jp/eco/development/gene.html

この時の実験は
温泉  87℃
水道水 20℃

温度差67℃で1.5Wの発電でした。
(タッパ2個分の容量)


恒常的に別府で行うなら
100℃付近の温泉
25℃未満の鉱泉
(*別府ではボーリング深度の違いにより
  温泉のすぐ近くで、温度の低い鉱泉も出ており中水などで利用されてます)


温度差約75℃で
タッパよりは大きく、
でも邪魔にならない程度の大きさでユニットが作れると icon
LED常夜灯くらいは点けれるかな。


もっと高い温度(100℃以上)の水蒸気も出多くてますが、
これは、ステンレスも腐食させてしまっているので大変。
多分、ヒートポンプに短期間で穴があくと思います。icon

ヒートポンプは空気に触れないように
温泉の中につけっぱなしがいいかも。


でも、100Wを100箇所造っても、10KWか、、icon
コストを考えると風力のほうがよいのかな。
せっかく地熱があるので生かしたいけど。



  


Posted by H.B.S. at 05:47Comments(0)経済,文化,国際 関係